ヴィヴィアン・ウエストウッド オーパス展

 7月19日(土)〜8月10日(日)の期間、六本木のZEL CAFE/GALLERYで開催されます。六本木といえば、3年前に森美術館でやってたヴィヴィアン展を思い出しますね。あのころの森美術館はヴィヴィアン展と杉本博司写真展が同時開催っていうすごい豪華だったなぁ。杉本さんの写真集はいつか欲しいのですが、値段がけっこうするんですよね・・・。
 期間中ちょうど都内にいるので絶対見に行きます!!

ファッション界に革命的な影響を与え、今日までトレンドに惑わされず、独自の"クリエーション"を貫き続けるヴィヴィアン・ウエストウッドマニフェストを掲げるなど、確固たる持説をもって取り組まれる彼女の創作活動は、単なる"服作り"という尺度だけでは推し量れない深みをもっています。

そんな無類のファッションデザイナーの現在を紐解くべく、今年のロンドン・ファッションウィークで一冊のファッションブックが発表されました。『The Vivienne Westwood Opus』です。90×64cm、25?という未曾有のサイズを誇るこの作品集には、近年のマニフェスト「Active Resistance to Propaganda(全ての知識人がプロパガンダに対して立ち上がること、そしてそれを勇気付けるもの)」を収録。また、ヨーロッパには1台しか存在しない20×24インチという超大型ポラロイドカメラで撮影された、ナオミ・キャンベルケイト・モスなど、縁の深い著名人や友人、家族などのポートレートが収められ、これらのコンテクストからはヴィヴィアン・ウエストウッドの真髄を体感できます。

本展は、この作品集『The Vivienne Westwood Opus』をフィーチャーした展覧会です。2年の歳月をかけてヨーロッパ各地で撮影されたポートレートの中から展示作品を厳選。34点のポートレート写真(50×60cm)を展示するほか、作品集の実物も公開します。また、撮影風景を収めたメイキング映像や最新コレクション映像も上映。本展を通して、ヴィヴィアン・ウエストウッドの思考の本質へと迫ります。

なお、会場では『The Vivienne Westwood Opus』の予約受付を行う予定です。